すっかり安ギターいじりの沼にはまり、修理とメンテナンスに時間を費やす週末。
ギターテクはいっこうに向上せず、弾き語りレパートリーもなかなか増えないでいるが、
まあいい。
当初の目的の通り、中年お父さんのお財布に優しく、趣味として継続しているのだから。
モアイくん
自己肯定感高っ!
中古ギターは、巷にあふれるリサイクルショップ、リユースショップにて購入している。
それも、まともに弾ける状態のものは、安ギターと言えどそこそこの値段で売られているため、
ねらい目はいつもジャンク品。
音が出なかったり、パーツが欠損していたり、元オーナー様の大胆なカスタマイズ故、
投げ売りされているものを買ってくる。
安ギターと言えども、その 1本 1本には個性があり、修理して、部品を交換して、
図らずも良い弾き心地と音色が生まれたりなんかすると、とても充実感を覚え、
愛着みたいなものもあふれ出ててくる。
手間暇かけたギターだけれども、次から次へとストックが溜まるため、一通り満足したら、
改めて市場に返す。
ギターによっては、それなりにコストがかかってしまったものもあるが、そこは元が安ギターであるが故、
高い値段をつけても買い手がつかない。大概は原価割れの大盤振る舞い。
まあ、2ヶ月くらい充実した日々を過ごせた訳で、趣味にさいた投資としては、ごく僅かな訳だし。
ほおっておけばゴミとなるものを、
手間暇かけて再生し、
リサイクルショップ、ECサイト、物流会社に買ってくれたユーザーさん、
そこには共存関係が成立し、相互利益が生まれているのではないだろうか。(たぶん)
すこしは循環型社会の一助になっていないかな。
おしまい。