センターピックアップを交換してみた   

センターピックアップ センターPU 安ギター 改造 雑記

  

こんにちは、中年お父さん兼ギターボーカル兼リペアマン兼トーンラボ代表の所長です。

安ギターといえどもストラトもどきですから、ピックアップは3つ並んでついていますが、

こと私に限っては、ほとんどセンターピックアップしか使いません。

ギターにもよりますが、とりわけ安ギターに関しては、センターピックアップ以外は使いづらい、と感じています。

そんなわけで、安ギターに標準搭載されいますセンターピックアップを交換したら、

最小限の投資で、最も効果の得られる改造ではないか、と思い至った次第です。

では、さっそく試してみましょう。

  

安ギター 改造 セルダー Selder
Selder ST-16 MRD MH

  

大手ECサイトには、数多くのピックアップが、所狭しと掲載されています。

その中からインスピレーションを得た一つを選び、購入してみました。

果たして安物から安物へ交換して、効果があるのかは些か疑問ではありますが、

まあ試してみる価値はあるのではないでしょうか。

  

Musiclily 50mm ストラトキャスターギターミドル用ピックアップ、ホワイト

  

ピックアップの違いを見るため、弦はそのままで作業を進めます。

この個体は、ピックアップキャビティ―が3分割で掘り下げてあり、遊びが少ないため、

ピックガードを外すにはネックを外す必要があります。

モアイくん
モアイくん

 つば出しネックの宿命 

アッセンブリは安物のオンパレードですが、配線はいたって綺麗です。

慎重に配線をより分け、慣れないハンダ作業に四苦八苦し、どうにかこうにか交換しました。

  

センターピックアップ センターPU 安ギター 改造

  

センターピックアップ センターPU 安ギター 改造

  

  

弦を巻き、チューニングをして、いざ試奏。

  

・ ・ ・ 

  

・ ・ ・ ・ ・ (汗)

  

ち、違いがわかりません。

気持ちすっきり、したのかな・・・。

見た目こそ違いますが、セラミックタイプからセラミックタイプへの交換では、

顕著な違いは出ないのかもしれません。

ただ、交換したピックアップは品質は高く、出力も問題ありません。

壊れた時の交換用と考えれば、間違いなく太鼓判を押せます。

  

センターピックアップ デフォルト
デフォルトピックアップ 重量48g 抵抗値 7.5kΩ

  

センターピックアップ セラミックタイプ
セラミックタイプピックアップ 重量69g 抵抗値 6.5kΩ

  

いやはや、今回は勉強させられました。

目的がグレードアップを期待して、という事であるなら、今回は大失敗ですね。トホホ

モアイくん
モアイくん

 費用対効果がない 

セッティングや演奏環境が変われば、もしかしたら違いが出るかもしれませんが、

過度な期待は禁物ですね。

  

  

安ギターのボディ材や表面の仕上げは、音響特性が限定的で、

また弦振動を伝達するナットやサドル、ブリッジやペグを含めて、表現力は乏しいのでしょう。

ピックアップ単体を交換したくらいでは、安ギターは何も変わらない、といったところでしょうか・・・。

  

まあ、時にはこんなこともあります。汗

アルニコタイプのピックアップも購入していましたが、結果はおそらく同じでしょう。トホホ

  

センターピックアップ アルニコ
アルニコタイプピックアップ 重量60g

  

センターピックアップ  アルニコ 抵抗値
アルニコタイプピックアップ 抵抗値 6.0kΩ

  

これに懲りずに、今度はまた違ったアプローチを試みてみたいと思います。

おしまい。

  

センターピックアップ センターPU 安ギター 改造
Selder ST-16 MRD MH

  

追伸

音や見た目の好みは人それぞれですが、パーツを交換することでバランスは変わり、

少なからず耐久性にも影響があります。

たとえ安ギターと言えども、改造はあくまで自己責任の範疇で。ペコリ

  

  

※今回使ったパーツ

Musiclily 50mm ストラトキャスターギターミドル用ピックアップ、ホワイト
https://amzn.to/3YKBPsZ

  

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