こんにちは、中年お父さん兼ギターボーカル兼リペアマン兼トーンラボ代表の所長です。
今回は、安ギターの塗装の話。
安ギターのボディは、ツルツルピカピカで手入れも簡単、世話入らず。
硬い塗膜はぶつけるとパリッとかけてしまいますが、年数がたっても、使い込んでも
とりわけ変化は乏しく、味わいが増すことはありません。
ごしごし擦ると細かく傷つき、くすみます。
日焼けによって変色します。
個体によっては、白濁することもあります。
案外簡単に、傷や打痕が付きます。
モアイくん
とほほ
厚い塗膜は、出生不明の木材をしっかり包み込んで、
木材の特性を抑え込み、
音の粒立ちを整えてくれます。
モアイくん
個性は出にくい
塗膜を薄く削ったり、剥がしてしまうと、締まりのない音になり、かえって扱いづらいです。
モアイくん
環境にもよくないぞ
この塗膜、ポリエステル塗装と言うものらしいですが、
モアイくん
そーだ
塗装ありきで考えると、安ギター改造の方向性は、かなり絞られてきそうです。
モアイくん
真実はいつもひとつ
今度試してみようかな・・・。
おしまい。